満月 月蝕 願い叶う日 / ...新国立劇場 HYBRID 平山素子+オレカTX+床絵美+ダンサーたち を観る
読者のみなさま おひさしぶりです。更新がとだえてしばらく....たちました。ごめんなさいね。
わたしは ここ数ヶ月 行動に軸をうつしていました。とにかく 忙しかったです(寝る間もないほど 笑!!)。この一年間で 個人の会を5つ ユニットとして10番目の語りの会 うつくしい物語を3月23日に終えました。それは語りをのちの人たちに伝えようとユニットを立ち上げた 2003年3月23日からちょうど13年後のことだったのです。中学校の公演を終え 一ヶ月足らずの準備で チラシを送ったのも二週間前 駅から遠い不便な場所でしたが 33名のお客さまが駆けつけてくださいました。ありがとうございます。5名の語り手のうち 再話が1名 創作が3名 特筆したいのは 生 死 再生 闇から光へ という古今のものがたりの本質を捉えたものがたりを わずか2年学んだだけの若い語り手が語ったことです。....わたしは これですべて望みがかなった....と信じられない想いでした。
この地に語りをという願いは 年間小中学校6校で語りの公演をさせていただいたことでかないましたし 夢の夢だった 即興の神語りも KNOBさん 奈良裕之さんという太古の音の奏者とのコラボで 奇跡のようにかないました。 2016年3月23日 満月で月蝕という満願と転期を意味する稀有な日にすべて成就したのです。満月と知ったのは前日 月蝕については当日お客さまから聞きました。とても不思議です。これも 天なるものと ブログを読んでくださったみなさま ものがたりを聴いてくださった子どもたちやおとなの方々 支えてくれた友人や家族のおかげと深く深く感謝申し上げます。
......一息ついてきのうは アイヌの歌い手 床絵美さんが出演するので 東関東中学校演劇コンクールを断って 新国立劇場に向かいました。
懐かしい初台駅 近江楽堂で コンサートをしたのは 2008年やはり3月春分 のことでした。マグダラのマリアを語ったとき 天上から細かい光の粒子が降ってきたことを思い出しました。そのあとの別れのことも....
アイヌの唄をうたう絵美さんの声はつややかになっていました。卓越したダンサーたちの磨きぬかれた身体表現 オレカTXの演奏 打楽器の響きが心地よかった。実験的なコラボレーションだと思います。けれども必ずしも成功はしていなかった。 表現 を 見せられていると感じました。
端的にいうなら ものがたりが見えない .... なにをつたえたいのかもわからない。なぜ コラボなのか必然性がないのです。バラバラのシーンの積み重ね ところどころ雰囲気はあるのに ちょっと もったいない感じがしました。
最後はよかった。 新国立のバレー・ダンスの舞台は奥行きがあって 縦に ダンサーたちが 並び それぞれが たぶん即興で踊っている 楽器と唄がひとつになって....客席も沸いていた。生命の息吹が 歓びが感じられた。
鍛え抜かれた身体の表現は ときとして無機的になる 踊る機械といったら言い過ぎかな .... 身体がしなり 筋肉が震え 汗が飛び散る目の前だともっとつたわりやすいのでしょうが 客席と遠い舞台だと ともにひとつのものをつたえようとする 強い意志 連帯感がないと 感動させるまでには行き着かない。
平山素子さんとは 高木正勝さんのコンサート 山咲み のとき 絵美さんをたずねた 楽屋で お会いしました。素敵な女性でした。(写メ お送りできずごめんなさい) 平山さんはこれから 地平線を切り開いてゆく方だと思います。海外公演にもってゆくとうかがいましたが 浅学のわたしがいうのもなんですけれど もっと 日本 もっと プリミティブに もっと ものがたりを もっとひとつに と祈らせていただきます。
床 絵美さん わたしは友人として あなたを誇らしく思います。 このようにつぎつぎとオファーがくるのは 絵美さんが なにかに呼ばれているからだと思います。そのなにかが絵美さんに なにを求めているか なぜ 絵美さんがうたうのか うたいたいのか .... それを わたしは 知りたいし ずっと みつめていたいと思います。
平山素子 Hybrid 新国立劇場 ⇒ こちら
山咲み ⇒ こちら
山咲み 高木正勝さんのメッセージ ⇒ こちら
山咲みは 2016年も あらたに幕を開けます。
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