モノ言う木 モノ言わぬ木 青森にて

青森の名のごとく ” どこまで行っても どこまで行っても 青い山” 圧倒的な木の群れ 木のつらなり … 関東の木は寡黙だが 青森の木は自ずから 語るのだった。
まだ魔法が生きているのだった 生きとし 生いけるモノすべてに 精霊がやどっていた時代の名残が 残っているのだった。
ものがたりは 今 そこにある 一本の木に 一輪の花に。
これは詩的表現でも 美辞麗句でもない かって 世界はものがたりに満ちていた 。いまも ものがたりはある。が それはつくられた 歪曲されたものがたりである。






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